新築一戸建てを購入するまでの具体的な流れを知っておこう!

公開日:2021/12/15  最終更新日:2021/12/24

新築一戸建てを購入する流れで重要なのは、「住宅ローン」と「物件探し」を同時並行で進めていくという事です。本記事を読むと、新築一戸建てを購入する流れを把握し、自分が今何をしているのか、何をしなければいけないのか分かるようになりますので、ぜひじっくりと読み込んで、一生に一度の大きなお買い物を成功させましょう。

新築一戸建てを購入するまでの具体的な流れ

マイホーム購入を思い立った時から、新居の鍵をもらうまでの流れを見ていきましょう。

物件価格を決める

マイホーム購入で最も重要といわれる、お金の部分について計画を立てます。無理のない月々のローン返済額からの最適な物件価格を算出し、住宅ローンを組む年数、変動と固定などの金利タイプを決めます。

専門的な知識が必要になりますので、銀行や不動産会社、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談する事も可能です。事前に仮審査も必ず行います。

物件の内覧・選定

写真で見るのと実際に現地を見るのとでは、まったく印象が違います。建物のデザインや色味、広さや間取り、生活動線を考えながら、現地を内覧します。

最寄りの駅やバス停から、実際に歩いてみたり、近隣の施設や住民からお話を聞いてみたり、実際に購入した後の生活をイメージしながら、懸念要素をすべて確認していきます。子どもがいるご家庭なら、学校までの通学路の確認や距離も見逃せません。

SUUMOHOME’Sat-home等のポータルサイトから内覧の予約をし、実際に現地を見学します。

売買契約

物件が決まったら、建売業者(売主)と売買契約を交わします。間に入った仲介業者から重要事項説明書を基に物件の説明を受け、問題が無ければ契約書に署名捺印し、手付金を売主に渡し、無事に締結となります。契約が終わったら、住宅ローンの契約に向けて本審査の手続きを開始します。

金銭消費貸借契約(金消契約)と現地立ち合い

無事にローンの本審査の承認を受けたら、金融機関とローンを借りる契約を行います。(きんしょう契約と略します)これでローンの手続きは融資の実行を残すのみです。

物件の現地で仲介業者・売主・自分の全員で集まり、建物の傷や建付け、設備の説明や土地の境界の確認を行う、立ち合いも行います。指摘した箇所は、売主が引き渡しまでに補修を行います。

残金決済と鍵の引き渡し

融資を受ける銀行に、売主・仲介業者・司法書士・買主(自分)が集まり、司法書士の本人確認のもと、銀行からの融資が実行され、すべての支払いを完了します。着金が確認できたら、売主から物件の鍵を受け取ります。決済が終わったらいよいよすべての手続きが完了です。その日からお引越しができるようになります。

新築一戸建ての引き渡しまでにかかる期間

建物が完成している新築一戸建てを契約してから引き渡しまでにかかる期間は、約2週間~1か月程度です。現金で一括購入する場合は、最短2週間ほどで引き渡しが可能です(売主業者による)。住宅ローンを利用する場合は、本審査や金銭消費貸借契約で日数が必要になるため、1か月程度かかります。

売買契約書に引き渡し期限も日付が明記されますので、たとえば銀行の手続きが遅れてしまい、期限までに引き渡しを受ける事ができなくなってしまった場合、契約違反になり違約金が発生してしまう事もあります。

ネットバンクで手続きに1か月以上かかってしまうような金融機関を利用する場合は、引き渡し期限までに融資の実行が間に合うか確認が必要です。

なお、この引き渡し期日は、1か月以上伸ばすことは基本的にできません。理由は、建売業者が在庫を長く抱えることで、会社の業績に関わる事を嫌がるからです。建物が完成していない場合は、完成するのを待ってから引き渡しを受けることになります。

新築一戸建てを購入する際に意識するべきポイント

ハザードマップを確認する

2020年8月から契約時にハザードマップの説明が義務化になっていますが、自分自身でも確認を怠ってはいけません。川や水路付近では浸水被害、急傾斜のある地域では土砂災害に注意しましょう。

それ以外の場所でも、内水で水害の履歴がある可能性もあります。市役所のホームページでハザードマップが確認できるため、必ず確認しましょう。

周辺の建築計画の有無や可能性

「南側が月極駐車場で日当たりがよいと思って家を買ったら、引っ越してすぐ新築分譲が始まった」「付近に墓地の建設計画があり、住民が反対運動を起こしている」という話は、実際にあり得る話です。建築計画がなくても、駐車場や空き地は、将来家が建つ可能性が高いです。今見ている状況が今後続く保証はありません。

境界、越境物の確認

新築一戸建ては、必ず隣家や道路との境界を示す標がなくてはいけません。現地立会の際に、売主同席で境界の確認をします。隣が古い家だと、雨どいが少しだけ越境して来ているということは頻繁にあります。

越境があると、将来トラブルのもとになりますので、お互いが越境を認知しており、将来建て替え時に是正する等で合意書を交わすことが多いです。

 

近年コロナの影響で家にいる時間が長くなり、マイホームの購入を検討する人が増えています。新築一戸建ては、業者が仕入れする時にしっかり調査しているため、中古戸建てに比べてクセがなく、トラブルが起きにくい綺麗な不動産といえます。

それでも自分自身で調べる事は、今後何十年と住み続けていく上で大切な事ですので、しっかりと引き渡しまでの流れを把握して、心に余裕をもって素敵な家を手に入れましょう。

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