新築一戸建ての購入はいつ頃がおすすめ?具体的なタイミングを考えよう!

公開日:2022/02/01  最終更新日:2022/02/21


いつかはマイホームを持ちたいと考える人は多いです。でもその「いつか」っていったいいつなのでしょう。他の人はどんなタイミングで家を買っているのか、気になりますよね。お金を貯める必要もあるため、タイミングは早めに見定めておきたいものです。今回はそんな、難しい住宅の購入タイミングについて、一緒に考えていきましょう。

新築一戸建ての購入はいつ頃がおすすめ?

もちろん万人にベストなタイミングというものは存在しません。人それぞれで異なるライフプランがあり、景気も移り変わります。そのため、今回紹介するのは一例として参考にしてもらえればOKです。みなさんよく聞くのは、ライフイベントに従ってマイホーム購入を決める、というものではないでしょうか。

たとえば結婚です。これを機に一緒に住み始めるなど、スペースが広い住居への引っ越しを考えるタイミングですよね。夫婦で組めるローンもあるといった点でも、おすすめできます。今後の人生を考えれば、まだ転勤・子どもが生まれる可能性もあるため、家を買い替えることも視野に入れて購入するとよいですね。

結婚の次は、子どもが生まれたタイミングで住宅を購入する方もたくさんいます。家族の人数が増えることになるため、部屋数を増やしたいとか、子育て支援が充実した市区町村に住居を移したいと考えるわけです。また、子どもの教育環境を考え、進学を機に一戸建てを買う人もいます。通わせたい学校があるというケースですね。

このように、子どもがまだ小さい時期はとくに、ライフイベントが家購入の大きな決め手になっているようですね。そういうこともあってか、30代後半から40代前半にかけて、マイホームを買っている人が多いというデータがあります。ローンを組むことを考えても理にかなっているタイミングなのです。ローンを組める最長年数は、35年です。80歳までに返さなければならないので、そうなると45歳までに組まないといけませんよね。

だからこそ、30代後半から40代前半で住宅を購入する人が多いというわけです。ライフイベント・年齢以外でタイミングを左右するのは、なんといってもお金でしょう。収入が充分でなければ、そして購入資金が貯まっていなければ、買うものも買えません。だからこそ、収入がある程度の金額に行った、お金がしっかり貯まった、というタイミングで購入を決意する人は多いです。

年収でいえば700万円、貯金でいえば1,500万円くらいで買っている人が多いというデータがあります。ここまでないと買えないというわけではないので、参考程度に見てください。その他、子どもが自立したとき、老後のことを考えたときに自宅購入を思いつくケースもあり、とくに老後資金を考えて「家を買ったほうがいいかも」と思い至るようです。タイミングは人それぞれですね。

新築一戸建てを購入する前に確認しておくべき点

新築一戸建てを買おうと決めたら、確認すべきは2点です。

まず、先ほどからも話に出てきていますが、ローンについてです。どうやって返済していくかは、しっかり見通しておかなければいけません。年間でどれくらい返せるか見て、そうなると何年かかるか確認します。

ローン返済の最後のほうに自分は働いているのかどうか、収入があるかどうか、その点も考えなければいけません。国土交通省が出しているデータによれば、だいたい2833年でローンを返済している人が多いです。ざっくり30年と考えて、今から返していったら何歳になるか、イメージしてみましょう。

確認しておくべき2点目は、間取りです。今の家族の人数、今後の家族の人数を想定できるとよいですね。4人家族であれば、3部屋以上は必要になってきます。今は子ども2人が同じ部屋でよくても、大きくなったときにどうなるかはわかりません。仕切れるような大きな部屋を子ども部屋にあてるなど、ハウスメーカーのアイデアを取り入れつつ、間取りを考えてください。

新築一戸建てを購入する際にかかる費用

購入のタイミングを計る意味でも、新築一戸建てにかかる費用は早めに把握しておくべきです。どんなところにどんな家を建てるかで異なりますが、だいたい土地付きで4,000万円くらいと考えておきましょう。

ただ、それ以外にもちょこちょこお金はかかってくるのです。たとえば印紙税。土地を買うなどした場合、売買契約を結びますが、その契約書にかかってくる税金です。そのほか、仲介してもらった不動産屋への手数料や、ローン借入時に保険料を払う必要もあります。物件の値段でも変化するので、200万~500万円くらいは覚悟しておきましょう。

 

みなさんいろいろなタイミングで住宅購入に踏み出していることがわかったでしょう。絶対このタイミングで、という強い思いがあれば、資金計画をきっちり立てておきましょう。まだタイミングが掴めない人は、焦る必要ありません。実際に内見に行って気持ちが高まったという人もいます。ちょっとずつ動き始めてみるとよいですよ。

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