購入するなら新築一戸建てと中古一戸建てどちらがおすすめ?

公開日:2022/05/15  最終更新日:2022/05/23

マイホーム

マイホームの購入は、一生で一番大きな買い物と言われます。そのため、後悔しない買い物にしたいですよね。その中でも新築と中古のどちらの物件を購入すれば良いのでしょうか。新築と中古それぞれに魅力や注意点があるため、 戸建ての購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

新築一戸建てを購入するメリット

新築戸建てのメリットには、何といっても建物が新しいという点にあります。他にも修繕コストの削減や税制の優遇があります。それでは、新築戸建てを購入するメリットはどんなものがあるのかみていきましょう。

最新の設備

最新の設備を利用することができ、機器も新しいため、メンテナンスに手間やトラブルが起きにくいです。家庭用の蓄電池や太陽光発電システムなども、新築であれば間取りを工夫することで自由度が高くバリエーション豊富なことも魅力的です。

修繕コストの削減

また、建物が傷んでいないため、修繕コストを考慮しなくて住むことができる点は大きなメリットといえます。そのため、使い勝手や住み心地の満足度も非常に高くなりやすいというメリットがあります。

税制の優遇

さらに税制の優遇があることも忘れてはいけません。新築の場合には、固定資産税の軽減や不動産所得税の軽減など、新築は中古に比べて優遇措置が取られていることが多いため、予算計画を立てる際には理解しておくと良いでしょう。

新築一戸建てを購入するメリットは、誰も住んでいない自分たちだけの家が手に入るという満足感は、見逃せないメリットのひとつといえるでしょう。

新築一戸建てを購入するデメリット

新築には設備面や税金面でのメリットがある一方、いくつかデメリットもあります。新築の購入を検討しているなら、メリットだけでなくデメリットにも目を向けておくことが大切です。

イメージと違う場合がある

新築戸建てのデメリットは、実際の住み心地がどうなるかが分かりづらい点ではないでしょうか。まだ建物が完成していない状態で購入を決めなければいけないこともありますので、設計図や間取り図だけではイメージしきれない部分も多いです。

その結果、思い描いていたイメージと違ったということも少なくありません。

希望する土地が見つからない

他にも、新築戸建てを購入する際は必ずしも希望する土地を購入できる訳ではありません。良い立地条件の土地には既に建物が立っていることもありますのでその点にも注意しましょう。

手数料などの負担

新築の場合は不動産会社が売主になるため、手数料などのコストが価格に上乗せされる点も、購入価格が高額になりやすい理由の1つです。コストを抑えたい場合には、新築戸建ての建売住宅がおすすめです。

中古一戸建てを購入するメリット

家の購入といえば新築住宅をイメージする方も多いでしょう。しかし、格安な中古物件を購入し、思い通りにリフォームするという方法もあります。中古一戸建てを購入するメリットも多くありますので具体的に見ていきましょう。

価格の安さ

値段の高い新築住宅に対して、中古住宅のメリットとなるのはやはり価格の安さにあります。また、新築住宅に比べると低予算で購入できるので、その分リフォームやリノベーションに充てる費用を増やすことも可能です。

物件によっては土地代だけの負担で購入できるケースもあり、コストを抑えたい場合には有力な選択肢になるでしょう。リノベーションを行うことで、新築に負けない性能が得られる点も大きな魅力です。

実際の建物を見て購入

実際の建物を見ながら購入を検討できる点も、大きなメリットの1つです。建物の損傷状態だけでなく、日当たりなどの条件も実際にチェックできる点は安心材料となります。

最近では、あえて築年数の多い物件を低予算で購入し、お金をかけて思い通りのリノベーションをするという方も多くいます。中古一戸建てを購入するメリットは、安い価格で自分好みの家を持ちたいという方にはおすすめです。

 

中古一戸建てを購入するデメリット

新築の戸建ては、お金がかかるから中古の戸建てにしようか迷っている方もいると思います。メリットだけでなくデメリットを知ることで購入後のトラブル発生を防ぐことができるでしょう。

老朽化による修繕費のコスト

中古一戸建て物件は、老朽化による建物自体の損傷状態は避けることができません。

また、建物だけでなく設備も古くなっていることもありますので、事前に確認しておきましょう。築年数がかなり経っている場合、老朽化が進みリフォームや外壁の修復など修繕費が高くなる可能性があります。そのため、物件選びの際は注意が必要です。

税制優遇の確認

税制が改正され、住宅ローン控除が受けられる適用範囲は拡大されました。しかし、耐震基準適合証明書など各種手続きが必要となりますので、申請する際は十分に確認することが大切です。

中古の一戸建て住宅は売主が個人の場合は、不動産会社に仲介手数料を支払います。不動産会社や物件によって様々なので調べたうえで購入することをおすすめします。

瑕疵担保責任期間について

中古戸建てを購入する際に、瑕疵担保責任期間がどれくらいなのか注意する必要があります。中古の場合は個人間売買になることが多いため、トラブルにならないよう事前に調べておくことが大切です。

マイホームは人生で大きな買い物です。ご購入される際は後悔しないようにメリット、デメリットを判断材料にしてください。

 

新築一戸建てと中古一戸建てには、それぞれのメリット、デメリットがありました。新築と中古それぞれに魅力や注意点があるため、 戸建ての購入を検討している方は、参考にするとよいでしょう。マイホームは一生で最も大きな買い物と言われます。後悔しない買い物にするために、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。

 

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